Plamo-3.1RC1 の問題点 ・Tcl/Tk が 8.05 -> 8.3 の順番にインストールされ,8.05 のヘッダファイルが 8.3 に上書きされるため,8.05 のバージョンに依存するプログラムを利用する 際は,再度 tcl1/tcl805j.tgz をインストールしてください. ・今回は Plamo/98 の更新には手が回りませんでした.98ユーザの方,ごめんなさい. ・HDD は SCSI だけど,CD-ROM は IDE という環境の場合,liloconfig が正 しく最初の HDD を見つけられずに lilo のインストールに失敗する場合が あります.そのような場合,setup の終了後,手動で /mnt/etc/lilo.conf を 編集し(vi が使えます :-),boot=/dev/hda となっている部分を boot=/dev/sda 等に変更し,chroot /mnt してから 再度 lilo を実行すれば正しくインストー ルできる場合があります. ・インストール時の「お勧め」メニューでは s が 400MB,m が 1GB 程度と書い てましたが,いつの間にか m は 1.3GB ほど使っているようです(^^;).逆 に s は 300MB くらいになってました. ・APM 機能はモジュールになっているので,APM を利用しているマシンでは apm.o をロードしないとパワーマネジメント機能が利用できませんのでご注 意ください. ・AT/FD 以下に英語版インストーラを組み込んだ rootdsk(erootdsk) を用意 しました.bootdsk は日本語版,英語版とも bootdsk で共通です. ・利用しているカーネルは 2.4.20 ですが,いくつかまだ正式に採用されてい ないパッチをあてています(ptrace hole 用のパッチとか).使ったパッチは ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/plamo/a1/kernel に置いてますので 必要な方はこちらでご確認ください. Plamo/98 3.0 の問題点 ・Linux/98 のコンソールの文字コードは,起動時には Shift-JIS になってい ます.EUC にする場合は VF-1 を押してください.VF-2 が SJIS, VF-3 が Raw になると思います. ・fdisk98 等の 98 依存のコマンドは不要になった模様です. ・FD に grub98 をインストールする際に menu.lst が正しく設定されずにコ マンドモードに落ちる. FD から起動する場合は,grub のコマンドラインで > kernel=(hd0,1)/vmlinuz root=/dev/hda2 ro > boot 等のコマンドを実行してください.なお,(hd0,1) というのは grub 風の HDD/パーティションの指定で,HDD は IDE,SCSI の順に hd0, hd1, hd2 等 と認識され,パーティションは,その HDD 上のパーティションが 0 からの 連番で認識されます. 例えば Linux で /dev/hda2 (最初の HDD の 2 つ目のパーティション)は grub 式には (hd0,1), /dev/hda3 は (hd0,2),/dev/hdc1 は /dev/hda, /dev/hdb が存在する場合, 3 つ目の HDD なので (hd2,0),/dev/hdb が存在しない場合は (hd1, 0) になります. 一方,root=... 以下の部分は Linux カーネルに渡すカーネルパラメータな ので,Linux 流の指定になるので注意してください. ・環境依存かも知れませんが,手もと PC-9821V166 なマシンでは APM 機能を 使う設定にすると X サーバが起動しませんでした. # モジュールの指定にしてもダメ デフォルトでインストールするカーネルは APM を組み込んでいませんが, カーネルを再構築する際は注意してください. Plamo-3.0 β1 の既知の問題点 ・サポートしている NIC はインストーラのカーネルの方が多少多いので,イ ンストール時には使えた NIC もインストール後は手動でモジュールをイン ストールしなければならない場合がある. ・/erc/murasaki/murasaki.preload では uhci をロードしているので,他の USB チップ(JE, OHCI)の場合は変更が必要 ・カーネル自体には APM のドライバと ACPI のドライバの双方を組み込んで いるが,ハードウェアによっては halt -p で電源が落ちない場合がある. halt -p で電源断まで行かない場合,起動時のカーネルパラメータで apm=off か acpi=off を指定して,どちらかの機能を明示的に停止する必要 がある模様 手元で試した限りでは,カーネルは APM を優先して認識するようで (Documents あたりの文書では ACPI 優先と書いてあった気がするが,,), APM が認識されれば ACPI は認識されないため,ちゃんとした ACPI インター フェイスを有するマシンでは apm=off を指定しないと電源断まで行かなかっ た. ・デフォルトのカーネルでは SMP は OFF になっているので,SMP を使いたい 場合はカーネルの再構築が必須 ・インストールするカーネルは 2.4.19 だが,インストーラのカーネルは 2.4.19-pre10 のままになっている. ・n1/bind9.tgz はお勧めではインストールされないが,これをインストール しないと dig あたりが入らないので,お勧めでインストールするように変 更するかも. ・n1/bind9.tgz は /var/named/local/127.0.0.1 の "here.is.myhostname." の部分に実際のホスト名,"primary.nameserver." の部分にプロバイダ等の 手近なネームサーバを指定してやれば,キャッシュサーバとして動作するはず. その場合,/etc/resolv.conf の nameserver 欄は自らの IP アドレス (127.0.0.1 でも可)を指定すればいい # どうやら "here.is.myhostname." は "localhost." でも動作するようなの # で,primary.nameserver. だけを適宜設定すればいいのかな? ・インストーラは USB デバイスを認識しないので,USB デバイス 経由/へ の インストールは不可.ブート可能な USB FDD の場合,インストーラを起動 することはできるが,インストーラの起動後には認識できなくなる. # USB デバイスにパッケージを置いてそこからのインストールするのは考えら # れなくもないけど,USB デバイスへのインストールというのは難しいだろう # なぁ,, 平成14年8月5日(月) DONE: - setterm でインストーラのブラックアウトを止める - notekern + pcmcia 回りの調整 - pTeX2110.tgz のテストと /usr 以下での再構築 - インストーラ起動時メッセージの変更 TODO: - PC98 サポート - GNOME のマージ - モジュールになっている NIC の自動設定 - 非標準のドライバを持った initrd - gpmconfig の日本語化 - jfs/xfs のサポート 平成14年6月20日(木) DONE - ext3/ext2/reiserfs の選択 - インストーラでの cfdisk の利用 - KDE 3.0 への更新 - mozilla(wazilla) 1.0 への更新 - まだ変更予定だが,とりあえず AT/FD/{bootdsk,rootdsk} で PCMCIA カードが使えた TODO: - setterm でインストーラのブラックアウトを止める - notekern + pcmcia 回りの調整 - pTeX2110.tgz のテストと /usr 以下での再構築 - PC98 サポート - GNOME のマージ - モジュールになっている NIC の自動設定 - 非標準のドライバを持った initrd - gpmconfig の日本語化 - インストーラ起動時メッセージの変更 - jfs/xfs のサポート 平成14年6月8日(土) DONE - boot loader の選択(lilo/grub) - grub-0.92 + splashimage patch - grub な起動 FD の作成 - オリキャラの作成 :-) - インストール時の Menu/Expert モード - install 時に root password の設定と /etc/rc.d/rc.once を実行 TODO: - モジュールになっている NIC の自動設定 - notekern + pcmcia 回りの調整 - pTeX2110.tgz のテストと /usr 以下での再構築 - PC98 サポート - GNOME のマージ - KDE 3.0 - 非標準のドライバを持った initrd - reiserfs/jfs/xfs のサポート - gpmconfig の日本語化 - インストーラ起動時メッセージの変更 平成14年5月27日(月) DONE - NFS の timeout 問題 - インストーラに fdformat - boot floppy の syslinux 化 TODO: - notekern + pcmcia 回りの調整 - pTeX2110.tgz のテストと /usr 以下での再構築 - PC98 サポート - GNOME のマージ - KDE 3.0 - grub の新版 - 非標準のドライバを持った initrd - reiserfs/jfs/xfs のサポート - オリキャラの作成 :-) - gpmconfig の日本語化 - インストーラ起動時メッセージの変更 - install 時に root password の設定と /etc/rc.d/rc.once を実行 平成14年5月25日(土) DONE: - インストーラの FD boot - NotePC 用の tagfile ( - ネットワークインストール) TODO: - notekern + pcmcia 回りの調整 - pTeX2110.tgz のテストと /usr 以下での再構築 - PC98 サポート - GNOME のマージ - KDE 3.0 - grub の新版 - 非標準のドライバを持った initrd - reiserfs/jfs/xfs のサポート - オリキャラの作成 :-) 平成14年5月21日(火) DONE: - kernel 2.4.18 - glibc-2.2.5 - XFree86 4.2.0 - lilo-22.2 - perl 5.6.1 - default ext3 化 - pTeX2110.tgz - インストーラの uClibc + busybox 化 - syslinux-1.72 + isolinux boot TODO: - インストーラの FD boot - インストール後のカーネルを FD にどう入れるか # 現状ではカーネルサイズがデカすぎて入らない.. - notekern + pcmcia 回りの調整 - NotePC 用の tagfile - pTeX2110.tgz のテストと /usr 以下での再構築 - PC98 サポート - GNOME のマージ - KDE 3.0 - grub の新版 - ネットワークインストール - 非標準のドライバを持った initrd - reiser/jfs/xfs のサポート - オリキャラの作成 :-) 平成14年2月6日(水) ・「お勧め」の各モード(l,m,s)でインストールされるパッケージ a1 -------------------------- s m l aaa_base : ○ ○ ○ elflibs : × × ○ bash : ○ ○ ○ bsdlpr : ○ ○ ○ etc : ○ ○ ○ basebin : ○ ○ ○ devs : ○ ○ ○ cpio : × ○ ○ e2fsbn : ○ ○ ○ glibc2 : ○ ○ ○ complibs : ○ ○ ○ find : ○ ○ ○ getty : × × × gpm : × × × grep : ○ ○ ○ gzip : ○ ○ ○ hdsetup : ○ ○ ○ ide : △ × × less : ○ ○ ○ loadlin : × ○ ○ kbd : ○ ○ ○ ldso : × × ○ lilo : ○ ○ ○ pcmcia : △ × × pnp : × ○ ○ jman : × ○ ○ recjis : × × ○ prutil : ○ ○ ○ modules : ○ ○ ○ ps : ○ ○ ○ sysklogd : ○ ○ ○ sysvinit : ○ ○ ○ zoneinfo : ○ ○ ○ scsi : △ ○ ○ sh_utils : ○ ○ ○ shadow : ○ ○ ○ tar : ○ ○ ○ tcsh : ○ ○ ○ txtutils : ○ ○ ○ baseutil : ○ ○ ○ jbase : ○ ○ ○ konbin : ○ ○ ○ konfnt : ○ ○ ○ notekern : △ × × readln22 : ○ ○ ○ grub : ○ ○ ○ ap1 -------------------------- s m l ash : × × ○ bc : × ○ ○ diff : ○ ○ ○ fdclone : ○ ○ ○ gs550 : × ○ ○ gv : × ○ ○ ispell : × ○ ○ jgroff : × ○ ○ manpgs : × ○ ○ mt_st : × ○ ○ netpbm : × ○ ○ quota : × ○ ○ texinfo : × ○ ○ vfjfm : × ○ ○ vflib : × ○ ○ cn1 -------------------------- canna : × ○ ○ d1 -------------------------- autoconf : × ○ ○ automake : × ○ ○ binutils : × ○ ○ bison : × ○ ○ byacc : × ○ ○ flex : × ○ ○ gcc295 : × ○ ○ gdb : × ○ ○ gmake : × ○ ○ jperl5 : ○ ○ ○ libc : × ○ ○ libcinfo : × ○ ○ linuxinc : × × × m4 : × ○ ○ man2 : × ○ ○ man3 : × ○ ○ pmake : × ○ ○ rcs : × × × f1 -------------------------- faq1 : × ○ ○ faq2 : × ○ ○ jdoc : × ○ ○ kakasi : × ○ ○ namazu : × ○ ○ jf1 -------------------------- goth13 : × ○ ○ vmincho : × ○ ○ jg1 -------------------------- actx : × × ○ emiclock : × ○ ○ fkiss : × × ○ gcal : × × ○ igusta2 : × × ○ jnethack : × ○ ○ lifegame : × × ○ mindfocu : × × ○ netmaj : × ○ ○ penta : × × ○ poker : × × ○ rogue : × × ○ same : × ○ ○ seimei : × ○ ○ shoot : × × ○ sxsame : × ○ ○ x777 : × × ○ xballoon : × × ○ xcapsule : × × ○ xflash : × × ○ xjokes : × ○ ○ xjump : × × ○ xkobo : × × ○ xmascot : × × ○ xmd : × × ○ xmogura : × × ○ xosmulti : × ○ ○ xpoker : × × ○ xpuzzlet : × × ○ xrenju : × ○ ○ xrot : × × ○ xshisen : × ○ ○ xsoldier : × × ○ xtokkaet : × × ○ yamsweep : × ○ ○ xhakom : × × ○ jml1 -------------------------- apel : × ○ ○ eggcanna : × ○ ○ eggremix : × ○ ○ emacs : × ○ ○ mew : × ○ ○ skk : × ○ ○ skkexdic : × ○ ○ tamago : × ○ ○ yatex : × ○ ○ jpt1 -------------------------- dvipsk : × ○ ○ ptex218 : × ○ ○ xdvik : × ○ ○ k1 -------------------------- kernsrc : × ○ ○ kde1 -------------------------- audiofil : × × ○ htdig : × × ○ kaddons : × × ○ kadmin : × × ○ kartwork : × × ○ kbindng : × × ○ kdebase : × × ○ kdei18n : × × ○ kdelibs : × × ○ kdepim : × × ○ kdesdk : × × ○ kdetoys : × × ○ kdevelop : × × ○ kdoc : × × ○ kgames : × × ○ kgraphic : × × ○ kmultime : × × ○ knetwork : × × ○ koffi18n : × × ○ koffice : × × ○ kutils : × × ○ libIDL : × × ○ libtool : × × ○ libxml : × × ○ libxslt : × × ○ pcre : × × ○ qt231 : × × ○ n1 -------------------------- bind : × ○ ○ mailx : ○ ○ ○ metamail : ○ ○ ○ mnews : ○ ○ ○ ppp : ○ ○ ○ procmail : × ○ ○ cf : × ○ ○ mh : ○ ○ ○ rdist : × ○ ○ sendmail : × ○ ○ tcpip : ○ ○ ○ dhcpcd : ○ ○ ○ expect : × ○ ○ tcl1 -------------------------- tcl805j : × ○ ○ tk805j : × ○ ○ tclx804 : × ○ ○ tkdesk : × ○ ○ wnn1 -------------------------- freewnn : × ○ ○ x1 -------------------------- x336bin : × ○ ○ x336doc : × ○ ○ x336cfg : × ○ ○ x336f100 : × ○ ○ x336fcyr : × × ○ x336fnon : × × ○ x336fnts : × ○ ○ x336fscl : × ○ ○ x336fsrv : × × ○ x336html : × × ○ x336jdoc : × ○ ○ x336lib : × ○ ○ x336man : × ○ ○ x336nest : × × ○ x336prog : × ○ ○ x336prt : × × ○ x336ps : × × ○ x336stup : × ○ ○ x336vfb : × × ○ xap1 -------------------------- afstep : × ○ ○ stepicns : × ○ ○ freetype : × ○ ○ fvwm2 : × × ○ gnuplot : × ○ ○ imlib : × ○ ○ kinput2 : × ○ ○ kterm : × ○ ○ libglib : × ○ ○ libgr : × ○ ○ libgtk : × ○ ○ qvwm : × × ○ rxvt : × × ○ tgif : × ○ ○ xengine : × × ○ xfnt10 : × ○ ○ xfnt12 : × ○ ○ xfnt14 : × ○ ○ xfnt16 : × ○ ○ xfnt18 : × ○ ○ xfnt20 : × ○ ○ xfnt24 : × ○ ○ xfnt26 : × ○ ○ xfntm14 : × ○ ○ xfntm16 : × ○ ○ xfntm18 : × ○ ○ xfsxtt : × ○ ○ xosview : × ○ ○ xpm : × ○ ○ xlock : × ○ ○ xttutils : × ○ ○ xv : × ○ ○ onekosak : × ○ ○ xd1 -------------------------- x336lkit : × × × xs1 -------------------------- x3dlab : × △ △ x8514 : × △ △ xagx : × △ △ xfb : × △ △ xi128 : × △ △ xma32 : × △ △ xma64 : × △ △ xma8 : × △ △ xmono : × △ △ xp9k : × △ △ xs3 : × △ △ xs3v : × △ △ xsvga : × △ △ xvg16 : × △ △ xw32 : × △ △ xv1 -------------------------- sspkg : × × × workman : × × ○ xv32_a : × × × xv32_so : × × ○ xv32exmp : × × × xvinc32 : × × × xvmenus : × × × xvol32 : × × × y1 -------------------------- bsdgames : × ○ ○ koules : × × × lizards : × × × sastroid : × × × 平成13年6月6日(水) ・いくつかのバグや設定の変更を反映してマイナーアップデート(2.2.1)しました. ・Plamo 2.2 のデフォルトカーネル(2.2.19)で reiser-fs を使う場合は, mkreiserfs 時に -V 1 オプションを指定して,reiserfs 3.5 形式のファイル システムを作成する必要があります. # デフォルトでは reiserfs 3.6 形式になる plamo-98 およびカーネルを 2.4 系にした場合は -V 1 オプションは必要あり ません. # ただし,reiserfs は crash & reboot をしているとファイルの末尾にラン # ダムに null char を付けるという問題が判明したので,個人的には使用を # お勧めしません. 平成13年5月6日(日) Plamo-2.2 は先にリリースした Plamo-2.1 で見つかっていた問題点や環境ファ イルの不具合を中心に修正したバージョンです.Plamo-2.1 に比べて大きく変 更されたのは以下のような個所です. ・Glibc2 : Plamo 2.1 では開発版の snapshot である glibc-2.1.94 を使っ ていましたが,2.2 では公式リリース版の glibc-2.2.2 を採用しています. ・Linux Kernel : PC 用では kernel 2.2.19 に ide patch と reiserfs patch を当てたカーネルを使っています.98 用では kernel 2.4.3 に Linux98 用パッチを当てたカーネルになっています.ただし,インストーラの カーネルは Plamo 2.1 で使っていたものと同じです. ・pcmcia-cs : pcmcia-cs-3.1.25 に nsp_cs-2.5 を追加しています.2.4 系 のカーネルではカーネル組み込みの pcmcia 機能は使用せず,pcmcia-cs 附属 のドライバを使うようにしています. ・Netscape communicator は 4.76 日本語版を使っています.Netscape は contrib/Netscape に入っていますので,システムのインストール後に別途イ ンストールする必要があります. ・カーネル 2.4.3 のソースは非常に大きいので,Plamo98 のお勧めモードで はカーネルソースはインストールしないようにしました.また, plamo98/k1/kernsrc.tgz は bzip2 で圧縮した状態になっていますので,カー ネルの再構築時には kernsrc.tgz をインストール後,カーネルソースを手動 で展開してください. ・XFree86 : XFree86 のバージョンは 3.3.6 のままですが,SVGA サーバは i810 に対応するように再コンパイルしてみました. ・その他,バージョンが古くなったり,手元でコンパイルし直したパッケージ が多数ありますが,それらについては ChangeLog を見てください. ・Plamo, Plamo98 に関する質問は Plamo Linux のメーリングリストの方にお 願いします.メーリングリストへの登録方法等は plamo-ctl@linet.gr.jp に 本文に help と書いたメールを送って取り寄せてください.この ML は fml を使って運用しているので,使い方をご存知の方は直接 subscribe してもらっ て構いません. ・Plamo98 に限らない Linux98 全般に関する話題を扱うメーリングリストも あります(linux98@koei.ne.jp).この ML に関しては linux98-ctl@koei.ne.jp まで問い合わせてください. 平成12年9月28日(木) CD-ROM の締切の都合で見切り発車になってしまいました。本 CD-ROM に収録 した Plamo-2.1 に関する不具合やその修正方法、パッチ情報などは以下の URL で紹介していますので、ぜひ一度御覧くださいませ。 技術評論社の Plamo Linux のページ : http://www.gihyo.co.jp/SD/plamo/ Plamo Linux のホームページ : http://www.linet.gr.jp/~kojima/Plamo/ 平成12年9月27日(水) テストは十分ではありませんが、Software Design 2000/11 号に収録するため に整理した Plamo-2.1 です。 CD-ROM 中のディレクトリ構成は以下の通りになっています。 ---------------------------------------------------------------- 98 NEC-98x1 用のインストーラを収めたディレクトリ 144 1.44MB 用のインストーラ 125 1.25MB 用のインストーラ AT |Install PC 互換機用のインストーラを収めたディレクトリ | ALL SCSI + Network ドライバを組み込んだインストーラ | English 英語版インストーラ | NOPCI 非 PCI マシン用インストーラ | NET Network ドライバを組み込んだインストーラ | PCMCIA PCMCIA 経由のインストーラ | SCSI SCSI ドライバを組み込んだインストーラ | |Windows Windows用ツールを収めたディレクトリ | FIPS パーティション 分割ツール | |docs 各種ドキュメントを収めたディレクトリ boot CD-ROM boot 用の FD イメージを収めたディレクトリ contrib 自動的にはインストールされないバイナリパッケージ類 .all contrib 以下のファイルの実体を置いているディレクトリ Bench HDD ベンチマーク用プログラム CDtools CD-R 用ツール Database PostgreSQL データベース Electronics 電子工作関連ツール FM ファイルマネージャ類 GNOME GNOME 関連パッケージ Graphics Graphics 関連パッケージ KDE KDE 関連パッケージ Kernel kernel 2.4 ソース Lang 各種開発用言語 Libs 各種ライブラリ Netscape Netscape Communicator Network Network 用ツール PVM Pararell Virtual Machine パッケージ RPM RPM コマンド Shell 各種シェル Sound サウンド関連パッケージ Src ソースコードでのみ配布許可されているパッケージ TclTk TclTk 関連パッケージ Texttools テキスト処理関連パッケージ WM 各種 WindowManager WWW WWW 関連パッケージ Wnn6-lib Wnn6 用ライブラリ Xemacs xemacs パッケージ plamo PC 互換機用 Plamo Linux のバイナリパッケージ a1 基本(必須)パッケージ ap1 必須ではないアプリケーション類 cn1 日本語カナ漢字変換システム Canna d1 GCC コンパイラと関連ツール f1 各種文書 jfn1 日本語ベクトルフォント jg1 JG コレクション(国産ゲーム) jml1 Emacs(Mule)関連パッケージ jpt1 pTeX 2.8.1 関連パッケージ k1 カーネルソース n1 ネットワーク関連パッケージ tcl1 TclTk 関連パッケージ wnn1 日本語カナ漢字変換システム Wnn x1 XFree86 基本コマンド xap1 XFree86 用アプリケーション xd1 XFree86 開発環境 xs1 XFree86 サーバ類 xv1 XView 用環境 y1 英語版ゲーム plamo98 PC-98x1 用 Plamo Linux のバイナリパッケージ (含まれているディレクトリは plamo と同じ) ------------------------------------------------------------- 平成12年6月12日(月) ・現在、開発中の Plamo-2.1 のスナップショットです。インストールテスト や動作テストはしていませんので悪しからず。 ------------------------------------------------ 平成12年4月20日(木) ・未解決の問題点 - XF86Setup で日本語キーボードを選択しようとすると seg.fault - Eterm で日本語のフォントが k14 以外使えない - gnome-term で日本語が表示できない - gnome-games でいくつか seg.fault するものがある - sawmill + Netscape で form に日本語を入れようとすると IM が ON/OFF を繰り返す状態になる - ドキュメント類が古いまま 平成12年4月16日(日) ・contrib/GNOME 以下をコンパイルし直してみましたが、まだいくつかうまく 動かないアプリがあるようです。gmc や panel は、ずるして Slack7 から バイナリを持ってきました ;-) ・Plamo98 で XF98Setup が動くようになったはずですが、手元の Matrox Mystique のカードでは初期化がらみの問題で動作確認できていません。 contrib/XFree86-4.0 では Mystique も動作しています。 ・contrib/XFree86-4.0 はパッケージ形式にはなっていないので、インストー ルの際は Xinst.sh を利用してください。ただし、XFree86-4.0 はサポート しているカードの種類が 3.3.6 よりも狭まっているので注意してください。 ・/etc/modules.conf(昔は conf.modules と言っていた)には、手元にあった サウンドカード(SB AWE, SB PCI, Let's note S21, PC-9821V166)用の設定 例をあげています。各機種用の設定の際の参考にしてください。 平成12年4月4日(火) ・各パッケージに含まれているファイルのリストは、 {plamo,plamo98,contrib}/filelist.gz にあります。 ・デフォルトでインストールするカーネルは reiser-fs パッチ、IDE パッチ (ATA/66 対応用)、USB パッチ、VFAT-jp パッチ、PCMCIA-FD ドライブ用パッ チの 5 種のパッチをあてて生成しています。 一方、/usr/src/linux に展開されるソースコードは 2.2.15 への公式パッ チをあてるためにパッチを当てていない状態で収録していますので、カーネ ルを再構築する場合は適宜 /usr/src/linux/Patch ディレクトリにあるパッ チを適用してください。 それぞれのパッチを別々に適用することも可能ですが(一部、手動で修正が 必要な部分があります)、plamo-2.0-diff.gz には、これら全てのパッチを 適用した状態での diff をまとめていますので、Plamo のカーネルソースを 再現するためにはこのパッチを適用する方法もあります。 ・インストールするカーネルの設定はインストールしたマシンの /boot/config にありますので参考にしてください。 ・ATA/66 PCI-IDE 用パッチ(上記 IDE パッチ)を適用すると、SMP を設定して コンパイルしないと正しくデバイスを認識しないようです(これは手元の開 発環境が SMP であるせいかも知れません)。 そのため、インストールするカーネルも SMPモードでコンパイルしています。 2.2.14 では試していませんが、2.2 の初期のカーネルでは SMP モードにす ると起動しない UP マシンもあったので御注意ください。 ・正常終了時にも、「次回の起動時に fsck する」旨の表示がされる場合があ りますが、実際には fsck は行なわれません。 ・Plamo-2.0 が採用している glibc2 は glibc-2.1.2 に NLS 研究会が作成し た日本語 locale を作成するためのパッチをあてたバージョンです。このパッ チは ftp://sv.linuxjp.org/pub/Glibc2 から入手可能です。パッチの作者 である花高さん、吉山さんに感謝します。 ・「お勧め」パッケージは 1.x に比べて 100〜200M バイト近く大きくなって います。従来のパーティションにインストールする場合はパーティションが 溢れないように注意してください。 ・「お勧め」の minimum パッケージは約 250 Mバイト消費します(全然 minimum じゃないですね、、^^;)。また、カーネルや PCMCIA-CS のインス トールは問い合わせてくるようになっています。100M バイト以下に収めた い場合は、「お勧め」モードを使わずに、menu モード等で A や AP(ネット ワークが必要な場合は N)のファイルをインストールしてください。 ・XFree86-4.0 のバイナリ(XFree86 Org. から配布されているもの)を contrib の下に収録していますが、XFree86-4.0 は 3.3.6 等に比べて、一 部未サポートのカードがあるようなので注意してください。また、このパッ ケージをインストールすると font.alias 等が書き替ってしまうため、正し く日本語が表示できない場合があります。そのような場合は x1/x336fnts.tgz にある /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/fonts.alias 等 を使って復旧してください。 ・lilo-21.4 は拡張 BIOS コールを使って over 8G パーティションにもアク セスできますが、デフォルトで作成する /etc/lilo.conf にはそのためのオ プション(lba32)を付けていませんので、インストール時には lilo がうま くインストールできません(lba32 による副作用の見極めがついていないの で)。そのような場合、boot 用の FD を作成しておき、そこから起動した上 で /etc/lilo.conf に lba32 オプションを指定して再度 lilo を実行すれ ば HDD にインストールすることも可能になるはずです。 ・plamo98 では linux-2.2.14 カーネルをインストールしますが、うまく FD が使えない可能性があります(機種依存するかも) 平成12年2月29日(火) ・Plamo 2.0β3 の問題点 ・XF86Setup でキーボードを日本語 KBに設定しようとすると seg.fault する。 マウスを IMPS/2 に変更しようとすると右上に飛んでいってしまう。 マウスは通常の PS/2、キーボードは US モードで XF86Config を設定し、作 成される /etc/XF86Config を修正してください。 修正すべき個所は Section "Keyboard" Protocol "Standard" XkbRules "xfree86" XkbModel "pc101" XkbLayout "us" EndSection Section "Pointer" Protocol "IMPS/2" Device "/dev/mouse" EndSection のあたりです。 ・vmware を使う場合は vmware のインストーラを起動する前に /etc/rc.d の 下に init.d と rc0.d, rc1.d, rc2.d, rc3.d, rc4.d, rc5.d, rc6.d という ディレクトリを作成しておいてください。 ・GNOME の一部ゲームで日本語のメニューバーが表示されないようです 平成12年2月6日(日) Plamo 2.0β2 の問題点 ・XF86Setup でキーボードを日本語 KBに設定しようとすると seg.fault する。 どうも Tcl/Tk まわりと glibc2 との食い合わせの問題のような気がしますが、 原因は特定できてません。XFree86 のバイナリ配布の XF86Setup では日本語 が文字化けするので、手元でコンパイルし直したせいかも知れないです。 英語モードならば大丈夫なようなので、キーボードの設定を変更する場合は export LANG=C ; locale を実行してから XF86Setup を起動してみてください。 ・Linux98 も XF86Setup で設定できるの? 昔は Linux98 用の XF98Setup があって、ソースには痕跡は残っているようだ が、XF86Setup にマージされている気がする。いずれにしても、手元では X が動く 98 が無いため、Linux98 の X 周りはテストしてません m(_ _)m ・GNOME, KDE 等が古いまま 両方とも去年の夏ごろから更新していない。。。 ・インストール後の起動時に libfont.. あたりのエラーメッセージが表示さ れる 多分、インストール時にヘンなシンボリックリンクを作っていると思うけど、 実害はないのであまり追及していません。2 度目の起動時からはメッセージも 出なくなります。 ・カーネルの再構築時について インストールするカーネル(a1/{notekern,scsi,ide}.tgz)には IDE パッチ (ATA66 対応等)などをあてていますが、インストールするソースコードにはパッ チはあてていません(公式のカーネルパッチがあたらなくなるため)。採用した パッチは k1/kernsrc.tgz に含まれており、このファイルをインストールする と /usr/src/linux/Patches に展開されますので、カーネルの再構築時に必要 な方は適宜手動であててください。 /usr/src/linux/Configs には手元で構築したカーネルの設定を入れています ので参考にしてください。 INSSTALL1, INSTALL2 : Desktop 用インストーラのカーネル INSTALL_NOTE : NotePC 用インストーラのカーネル SCSINET : インストールする Desktop 用カーネル NOTE : インストールする NotePC 用カーネル CUSTOM : 手もとのマシン(Dualon + via rhine + aic7000 + SB PCI64)用のカーネル カーネルを再構築するとモジュール類も再構築する必要があります。カーネル ソースに付属のモジュールは make modules; make modules_install で作成 & インストールが可能ですが、PPxP が使う userlink.o や PCMCIA-CS 用のモジュー ルは別途コンパイル & インストールしなければいけません。userlink のソー スは /usr/src/modules に、PCMCIA-CS のソースは(notePC 用お勧めの場合) /usr/src/pcmcia-cs 以下にインストールされています。 インストーラに関する一般的注意 ・2G バイトのメモリを搭載したマシンでは initrd が利用できずにハングす る、という報告がある。そのようなマシンではメモリを抜くか、起動時のカー ネルパラメータで mem=512M のように使用するメモリを制限してみるといい かも知れない。 ・ハードウェア RAID コントローラ用のデバイスドライバはいくつか組み込ん でいるが、対応するデバイスファイルを用意していない or インストーラス クリプトがデバイスファイルを認識しない可能性が高い(パラレルポートに 接続するタイプの CD-ROM や HDD も同様)。どのようなデバイスファイルを 用意すればいいかを連絡してくれれば可能な範囲で対応する予定。 ・インストール用システムの fdisk は、従来 kon を起動してから日本語版の fdisk を起動するラッパーにしていたが、エラーになって無限ループになる 場合があるのでラッパーをやめた。fdisk を手動で実行する際には、先に kon を起動しておくこと。 ・インストーラのカーネル、インストールするカーネルには、拡張 IDE 用パッ チ(ATA/66 用カード用のパッチ)や VFAT-jp パッチをあてて作成しているが、 2.2.13 以降の公式パッチへの対応のためインストールするカーネルソース にはこれらのパッチはあてていない。必要に応じて /usr/src/Patches 以下 のパッチを適用して欲しい。 ・デフォルトでインストールするカーネルには SMP 機能は組みこんでいない ため、SMP マシンで使用する場合はカーネルを再構築すること。 Plamo 2.0 α4 のインストーラの種類 98 : PC-98x1 用のインストーラ 従来、PC-98x1 用のインストーラでは文字コードを SJIS にしていたが、 Plamo-2.0 では EUC になっているので、1.4.x の CD-ROM と組み合わせ て使うことはできない。 144 : 1.44MB FD 用のイメージ。1.44MB FD が使える 98 用。 ・scsinet1.img SCSIデバイスとネットワークデバイスをサポートした 2.2.12 pre002 カーネルを使ったブートイメージ。組み込んだデバイスは以下の通り (手元では SCSI-55 と Melco EGY-98 しかテストしていません) SCSI : Adaptec AIC-7xxx, SCSI-100/AHA-1030P、AM53/79C974, NCR53C8XX、SCSI-55(C バス) Ether: Melco EGY/LGY-98, ICM-IF27xxET, I/O Data LA-98, Contec C-Net(98)E/L, Allied Telesis LA-98, Elecom Laneed LD-BDN(123)A, PC-9801-108(以上 C バス用) DEC Tulip, EEpro/100, VIA Rhine(以上 PCI バス用) IDE : IDE-98(UIDE-98 ?) ・98pcmcia.img PCMCIA を使うノートタイプ用のブートイメージ。ただし、古いノー ト型 98 の中には独自規格の PCMCIA コントローラを使っているため 利用できないものもある。カーネルは 2.1.57 ベース(時間ができれ ば 2.2.12 ベースに更新の予定) /125 -- 1.25MB の FD 用のイメージ。1.44MB FD が使えない古い 98 用。 ・scsinet1.img + rootdsk.img 144/scsinet1.img のカーネルを使ったブートイメージ (scsinet1.img)とルートファイルシステムのイメージ(rootdsk.img)。 サボートしているデバイスは 144/scsinet1.img と同じ。 scsinet1.img で起動後、画面の指示に従って rootdsk.img に差しか える。メモリが 4M 以下の 98 では利用できないが、サポートが面倒 なので勘弁。 ・scsi55.img PC-9801-55 C バス SCSI コントローラ用のデバイスのみを組みこん だカーネルを使った起動用イメージ。 1.44MB FD を使えないノート型 98 で、PCMCIA-CS を使えるものがある か不明なので、1.25M 用の 98pcmcia.img は作成していない。 AT/ --- PC 互換機用のインストーラ カーネル 2.2.13 ベースにしたが、ネットワークを組みこむとカーネル がやけに大きくなるので、デバイス類の組み合わせは従来のインストー ラから変更されている。メモリを 2G 以上積んでいるマシンでは initrd がマウントできずにハングするという報告がある。そのようなマシンの 場合、起動時のカーネルパラメータで mem=512M のように使用するメモ リを制限してみるといいかも知れない。 SCSI/bootdsk, bootdsk2 ネットワーク機能なしで、SCSI デバイスを重点的に組みこんだカー ネルを使った起動イメージ。bootdsk が Adaptec や Buslogic など 比較的広く使われているアダプタ用。bootdsk2 はそれよりもマイナー なアダプタ用。ATA/66 や paride デバイス、コンパックの Smart RAID などにも対応したつもりだが、テストはできていない。 NET/bootdsk ネットワーク経由でインストールするためにネットワークデバイスを 重点的に組みこんだカーネルを使った起動イメージ。SCSI デバイス には対応していない。SCSI 以外の ATA/66 や paride, Smart RAID などは対応しているはずだが未テスト。 Module/bootdsk, moddsk カーネルにSCSI とネットワーク機能を組みこんだが、ドライバ類は ほとんど組みこめなかったためにモジュール化して moddsk に収めた 起動イメージ。Linux 2.2.13 がサポートしているたいていの SCSI とネットワークデバイスはサポートしているはず。bootdsk と moddsk をそれぞれ FD に書き出し、bootdsk で起動、使用している デバイスが認識されればラッキーだが、だめな場合は root で login 後、mount moddsk /lib/modules して、必要なドライバを insmod で 組み込む必要がある。mod-scsi と mod-net というドライバを総当た りで組み込むスクリプトも作ってみたが、デバイスによってはハング する場合があるので、必要なドライバが判っている場合は手動で組み こむ方がいい。 ネットワーク経由で SCSI HDD にインストールする場合以外は、上記 2 種の起動イメージを使う方が簡単。 NOPCI/bootdsk PCI デバイスをサポートしていない古いマシン用の起動イメージ。 Soundblaster などの独自仕様 CD-ROM もサポートしたつもりだが、 テストはしていない。 PCMCIA/bootdsk,rootdsk, bootdsk-net, bootdsk-scsi PCMCIA の場合も SCSI とネットワークの双方を使おうとすると FD 1 枚に収まらないため、bootdsk で起動後、rootdsk の initrd.gz を 読み込む、という形式にした(bootdsk + rootdsk)。 USB 接続の FD のように、起動後に FD にアクセスできない機種用に、 PCMCIA のうち、ネットワーク機能のみを生かした起動イメージ (bootdsk-net)と SCSI 機能のみを生かした起動イメージ (bootdsk-scsi)も用意してみた。ただし、これらはほとんどテストし ていない。 カーネル 2.2.x では、PCMCIA SCSI カード用デバイスのうち、 nin_cs.o と mps110_cs.o が利用できない(多分、IO Data や Melco(Buffalo)、Maxnica などの PCMCIA SCSI カードはダメになる) ため、古い 2.0.38 ベースのシステムも残してある。ただし、インス トールするシステムは 2.2.12 なので、インストール後は SCSI カー ドが使えなくなるので注意が必要。 English/bootdsk.dsk, bootdsk.pcm, bootdsk.pcm2, moddsk KON で日本語が表示できないシステム用のインストーラ。大部分のメッ セージは英語になっているが、netconfig あたりは化けた日本語にな る。直すのはちょっとメンドくさいので、メニューのタイトルを手が かりに何とかやってください。 サポートしているデバイス類は bootdsk.dsk + moddsk が Module/bootdsk, moddsk に対応し、bootdsk.pcm が PCMCIA/bootdsk-netに、bootdsk.pcm2 が PCMCIA/bootdsk-scsi に対 応する。 全般的注意 ・「お勧め」メニューでインストールすると、HDD を 500M 強使用します。 ・plamo98 の XFree86 周りは一切テストしていません(手元に X が動く 98 機がないもので、、) ・Glibc2 は glibc-2.1.2 に Linux 研究会/NLS 分科会の花高さんが作成され た日本語 locale 用パッチをあてて使っています。 ・日本語 locale 名は ja_JP.eucJP にしているつもりですが、一部のスクリ プトや設定ファイルには、ja_JP が残っている場合があります。 ・Glibc2 の locale 対応によって、ls や date が日本語込みの日付けを返す ために mule(emacs)の dired がうまく起動しないかも知れません。その場合、 ~/.emacs に (let ((lang (or (getenv "LC_ALL")(getenv "LC_TIME")(getenv "LANG")))) (cond ((and lang (string-match "^ja" lang)) (setq dired-move-to-filename-regexp " [1 ][0-9]月 [0-3 ][0-9]日 +[0-9][0-9][:0-9][0-9][0-9年] ")))) を追加して日本語の日付に対応するか(adduser で作成する ~/.emacs にはこ の処理を組みこんでいます)、~/.emacs の先頭に (setenv "LANG" "C") を 追加して日本語の日付表示をしないようにする必要があります。 平成11年9月24日(金) いくつかのバグは修正した一方で、新しい問題点もいくつか見つかっています。 ・vmware 上で 2.2.12 カーネルがネットワークを触ると vmware が落ちる - 2.0.38 では大丈夫みたいだが、、vmware の方の問題か? ・128M 以上の swap パーティションが認識されない - 多分インストーラは 2.0.38 のせい ・mtools で FD のイメージが古いままに残る(FD の交換を認識していない?) ・XF86Setup で日本語が化ける(TODO) 新しいインストーラを AT/Install/{Desktop, NotePC} 以下に用意しました。 カーネルサイズの関係から、2.0.38 カーネルを使っています。ATA/66 インター フェイスやPARIDE、IDE-RAID などのデバイスをインストール時に使用する場 合は、Desktop/2.2.12 以下にある 2.2.12 カーネルを使ったインストーラを 試してみてください。インストールするカーネルは 2.2.12 を使っています。 平成11年8月8日(日) この CD-R は Plamo 2.0 alpha1 です。Plamo 2.0 は glibc2 + kernel 2.2 をベースにしたバージョンですが、まだあちこちに不備な部分があります。少 なくとも以下の問題が見つかっています。 ・rlogin できない(修正済) /etc/hosts.{allow,deny} を正しく設定しても rlogin ができません(telnet は可能)。これは rlogin が使う pty 周りの変更をインストーラに反映できて いないためで、インストーラの修正の際に対応する予定です。 chmod 666 /deb/ptmx し、/etc/fstab に none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0 という行を追加して再起動すれば rlogin が可能になります。 ・カーネルの設定時に set modules version を指定するとモジュールがロー ドできない(修正済) 多分、modutils のバージョンが古いために genksyms がうまく機能していな いためだと思いますが、まだ未解決です。とりあえず set modules version を指定しなければ問題はないようです。 ・Wnn が動作しない。 jserver は動いているようなのですが、、、Wnn はどういう風に使うのかよく 理解できていないので、ぜひ Wnn 使いの方にパッケージングをお願いします。 ・サウンドカードが使えない ISA PnP なサウンドカードの場合、pnpdump で作成した設定ファイルを調整し、 isapnp コマンドで PnP を初期化しないとサウンド関連のモジュールを組みこ んでも機能しません(モジュールはエラーを出さずに組みこまれます)。また、 isapnp コマンドで設定した IRQ 等をサウンドモジュールの組み込みの際に指 定してやる必要があります。 手元の ISA SB64 での設定例を /etc/isapnp.conf と /etc/conf.modules に 用意してみたので参考にしてください。 ・/var/lib/X11 ディレクトリが無い Plamo 1.4.x までは Slackware に準じて /var/lib/X11 ディレクトリを使っ ていましたが、2.0 では /var/lib/X11 をやめて /usr/X11R6/lib/X11 を使う ようにしてみました。 ・tcsh のエラーメッセージが変、、(~/.cshrc に set dspmbyte = euc の設定が必要) kojima@typhoon# foo foo: コマンドさーん、どこですかー. tcsh のカタログ機能を使って、「まるち風メッセージ」というのにしてみま した(笑) 各種メッセージファイルは /usr/doc/tcsh/tcsh-6.08.05.add2 ディレクトリ にあるので、そのうちの tcsh.ja.*.cat というファイルを /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGE/tcsh に入れかえてやればエラーメッセー ジをさまざまに変更することができます。 (例 1) kojima@typhoon# foo foo: コマンド 見つからない.... (例 2) kojima@typhoon# foo foo: あんたバカ〜?そんなコマンドあるわけないじゃない!. ・ipchains や ipmasqadmin など 2.2 用のコマンドが無い(ipchains は動作 確認。ただし、デフォルトのカーネルには IP_FORWARD 等の設定は無い) まだ用意できていないので、何をどう用意すればいいか教えてくださいませ。 ・afterstep 以外の WM が無いようですが、、 useradd で選べる WM のうち、現時点で用意できているのは aftestep だけで す。qvwm は作成してみたので、手動で ~/.xinitrc を修正してみてください。 その他、KDE や GNOME を入れれば、それらの Window Manager も利用できる ようになります。 個人的には afterstep で用が足りてるんですけど、fvwm とか fvwm2 って今 でも必要でしょうか? ・mule から FTP で開いたディレクトリで dired が効かないのですが、、 ~/.emacs で dired の設定を日本語 locale 用にした影響のようです。setenv LANG C ; locale を実行した状態で mule を実行すればいいと思います。 # でも、今度は local で dired が効かなくなる ・Plamo 1.4.x にあった○○コマンドが無いようですが。。 いくつかのコマンド(特に JG 周り)は、まだ 2.0 用に作成できていません。 ぜひパッケージを作成してみてくださいませ。 # 個人の趣味で natmaj.tgz あたりは作っています :)