20. Slony-I "最善の諸慣行"

経営者にとってシステムを運用するに当たり"最善の諸慣行"をまとめた入手可能でドキュメントに基づいて行いたいという希望は共通しています。この種のドキュメントは ISO 9000、ISO 9001、およびその他の組織認定書では基本的なものです。

Slony-I を使用するそれぞれの組織は独特で、特有の運用特質を反映した特有の経営方針に対する必要性を持っている点に触れ、"最善の諸慣行"についての論議を開始する事はやりがいがあります。Slony-Iフェイルオーバのような、物事に対して独自の方針を無理強いしないのはこのような理由からです。それらはそれぞれのネットワークの全体的な形状や、データベースサーバのまとまりや、それぞれのサーバの使用形式に基づいて決定される必要があります。

とは言っても、早い時期に Slony-I を導入した者が発見し数多くの事は、少なくとも検討に値する方針の提案について手助けになるでしょう。

データの複製中は PostgreSQLfsync 機能を停止することを検討する価値がありそうです。と言うのは、性能の向上に繋がり、COPY_SET 事象の最中にデータベースが"横倒し"になれば全てのレプリケーションセットの複製をやり直さなければならないからです。