6. Slony-I クラスタの定義

Slony-I クラスタはその中でレプリケーションが行われるデータベースインスタンスの基本的なグループ化です。それはそのクラスタの名前空間特有に定義された PostgreSQL データベースインスタンスのセットで構成されます。

レプリケーションが行われるそれぞれのデータベースインスタンスはノード番号で特定されます。

単純なインストールではオリジンがノード #1、そしてサブスクライバがノード #2 と言うのが合理的でしょう。

より複雑な事例では、管理者は気が狂いそうになりますが、番号付けシステムシステムをまともなものにしておく何らかの設計が行われなければなりません。ノードが初期化された順序に反しても、環境の形式に何らか相応するようにノード番号は選ばれなければなりません。

バージョン 1.1 の話ですが、ノードは"名前"属性も所有しますので、より記憶しやすい名前付けが可能です。この場合ノード番号は何か不可解なものとして残ります。クラスタを編成するのに使用されるのはノード名となります。