nmblookup (1)

Samba 2.0.5a

23 Oct 1998 (JP-1999/05/12)


NAME

nmblookup - NetBIOS 名を検索するのに使用する NetBIOS over TCP/IP クライアント


SYNOPSIS


nmblookup [-M] [-R] [-S] [-r] [-A] [-h] [-B broadcast address] [-U unicast address] [-d debuglevel] [-s smb config file] [-i NetBIOS scope] [-T] name


DESCRIPTION


このプログラムは、 Samba プログラム全体の一部である。


nmblookup は、NetBIOS over TCP/IP が使われているネットワークにおいて、NetBIOS 名の問い合わせや、IP アドレスへの変換に使われる。オプションの設定により、特定のブロードキャストアドレスや、 特定のマシンに対して、名前の問い合わせを行なう事ができる。全ての問い合わせは、UDP を使って行なわれる。


OPTIONS



EXAMPLES


nmblookup は、 WINS サーバに対して問い合わせる事ができる(同様に、nslookup は DNS サーバに対して問い合わせる事ができる)。WINS サーバに問い合わせを行なうには、nmblookup は以下のようにして実行する必要がある。


nmblookup -U server -R 'name'


たとえば:


nmblookup -U samba.org -R IRIX#1B'


は、 samba.org の WINS サーバに対して、 IRIX ワークグループのドメインマスタブラウザ(タイプ 1B) を問い合わせる。


VERSION


このマニュアルページは、バージョン 2.0 の Samba システム用である。


SEE ALSO


samba (7), nmbd (8), smb.conf (5)


AUTHOR


オリジナルの Samba ソフトウェアと関連するユーティリティは、 Andrew Tridgell samba-bugs@samba.org によって作られた。Samba は現在 Linux カーネルが開発されているような方法でのオープンソースプロジェクトである Samba Team によって開発されている。


オリジナルの Samba の マニュアルページは Karl Auer によって書かれた。マニュアルページは YODL 形式(別の、優秀なオープンソースソフトウェアで、ftp://ftp.icce.rug.nl/pub/unix/ にある)で変換され、Jeremy Allison samba-bugs@samba.org によって Samba 2.0 リリースのために更新された。


バグレポートの提出方法の詳細と、協力してほしい項目のすべてのリストを 得る方法は、samba (7) を参照のこと。


日本語訳