testparm [-s] [configfilename] [hostname hostIP]
testparm は smbd 構成ファイル内部の正当性を
検査するための 非常に簡単なテストプログラムである。このプログラムが
問題なしと報告した場合、smbd による構成ファイルの
ロードが成功することが確実な形で、構成ファイルを使用することができる。
ただし、構成ファイルに指定されたサービスが、期待通りに動作するか、
有効になるかということは保証されないことに注意されたい。
コマンドラインにオプションのホスト名と IP アドレスが指定されると、
テストプログラムはサービスエントリに対して動作し、指定したホストが
各サービスを利用する権利を持つかどうかを報告する。
testparm は smb.conf にエラーを見つけると
呼び出したプログラムに 1 の、エラーがなければ 0 の終了コードを返す。
これにより、シェル・スクリプトは testparm からの出力をテストできる。
smb.conf これは通常
smb.conf が使用する構成ファイルの名前である。
プログラムは構成ファイルのロードが正常に完了したか否かを報告する。
ファイルがロードされなかった場合、エラーと警告が出力される。ファイルの
ロードが完了したなら、プログラムは設定されているすべてのサービスの詳細を
標準出力に出力する。
この man page は version 2.0 の Samba システム用である。
オリジナルの Samba ソフトウェアと関連ユーティリティは、Andrew Tridgell
samba-bugs@samba.org によって作成された。現在 Samba は、
Samba Team によって、Linux カーネルの開発と同様に、
オープンソースプロジェクトとして開発されている。
オリジナルの Samba マニュアルは、Karl Auer によって執筆された。
マニュアルのソースは Jeremy Allison samba-bugs@samba.org によって、
YODL 形式に変換され、Samba 2.0 リリース用に更新された。
(YODL はオープンソース・ソフトウェアの優れた作品である
ftp://ftp.icce.rug.nl/pub/unix/)
より入手可能)
完全な貢献者の一覧、バグ報告やコメントなどの提出方法の詳細については、
samba-bugs@samba.org を参照してほしい。