testparm (1)

Samba 2.0.5a

23 Oct 1998 (JP-1999/05/25)


NAME

testparm - smbd 構成ファイル内部の正当性を検査


SYNOPSIS


testparm [-s] [configfilename] [hostname hostIP]


このプログラムは Sambaシステムの一部である。


testparmsmbd 構成ファイル内部の正当性を 検査するための 非常に簡単なテストプログラムである。このプログラムが 問題なしと報告した場合、smbd による構成ファイルの ロードが成功することが確実な形で、構成ファイルを使用することができる。


ただし、構成ファイルに指定されたサービスが、期待通りに動作するか、 有効になるかということは保証されないことに注意されたい。


コマンドラインにオプションのホスト名と IP アドレスが指定されると、 テストプログラムはサービスエントリに対して動作し、指定したホストが 各サービスを利用する権利を持つかどうかを報告する。


testparmsmb.conf にエラーを見つけると 呼び出したプログラムに 1 の、エラーがなければ 0 の終了コードを返す。 これにより、シェル・スクリプトは testparm からの出力をテストできる。


OPTIONS



FILES


smb.conf これは通常 smb.conf が使用する構成ファイルの名前である。


DIAGNOSTICS


プログラムは構成ファイルのロードが正常に完了したか否かを報告する。 ファイルがロードされなかった場合、エラーと警告が出力される。ファイルの ロードが完了したなら、プログラムは設定されているすべてのサービスの詳細を 標準出力に出力する。


VERSION


この man page は version 2.0 の Samba システム用である。


SEE ALSO


smb.conf (5)smbd (8)


AUTHOR


オリジナルの Samba ソフトウェアと関連ユーティリティは、Andrew Tridgell samba-bugs@samba.org によって作成された。現在 Samba は、 Samba Team によって、Linux カーネルの開発と同様に、 オープンソースプロジェクトとして開発されている。


オリジナルの Samba マニュアルは、Karl Auer によって執筆された。 マニュアルのソースは Jeremy Allison samba-bugs@samba.org によって、 YODL 形式に変換され、Samba 2.0 リリース用に更新された。 (YODL はオープンソース・ソフトウェアの優れた作品である ftp://ftp.icce.rug.nl/pub/unix/) より入手可能)


完全な貢献者の一覧、バグ報告やコメントなどの提出方法の詳細については、 samba-bugs@samba.org を参照してほしい。